下絵筆
削用筆(大、中、小) 鼬骨書(大、中、小)
Natugekotugaki.Tikudou"M.S”Sikakotugaki"L.S.”Sakuyou"L.M.S”
下絵とはアウトラインのことで紫露草から絞った汁を染み込ませた「青花」という
紙を湿らせてそれから出た液で線を描くための筆です。イタチ、羊毛、鹿毛などで
出来ています。
<彩色一号.二号.三号.四号.五号.六号.七号.八号.十号>
saishikiNO,1.2.3.4.5.6.7.8.10.
彩色筆は字の通り色を塗って行くための筆です。羊毛、やぎ、馬など毛で出来ています。
白毛より茶毛(夏毛)の方が腰があり使いやすいですが少し高価です。
価格表 単位:本
線を描くための筆です。狸、イタチより出来ており、狸は硬い線を
イタチは柔らかい線を描くのに適しています。
ろうけつ筆
ヤギ、羊毛から出来ています。ヤギはロウ伏せ用に羊毛は線描き、
ロウ伏せ用に使います。
友禅染の色挿しに使います。色を均等に塗りきる時に使います。
片羽刷毛 Painting Brush for Gradation
1号.2号.3号.4号.5号.6号.7号.8号.10号.
NO.1.2.3.4.5.6.7.8.10.
友禅染のぼかしをする時に使います。毛先の長いほうにだけ
色をつけて塗ると濃淡が出ます。
刷込み刷毛(丸刷毛)
Stippling Brush
0.5号.1号.1.5号.2号.2.5号.3号.4号.5号.6号.8号.10号.12号
NO.0.5.1.1.5.2.2.5.3.4.5.6.8.10.12
広く色を塗る時や型を使って色を刷り込む時にに使います。
単位:円 サイズ:1号=2.4mm
地色を染める時に使います。鹿毛で出来ています。
価格表
四つ手ボカシ刷毛 Gradation Brush
鹿毛(白毛)大丸.合丸.中丸.大小丸.小丸.
SIKAGEYOTUDELL.L.M.S.SS.
地色をぼかす時に使います。刷り込み刷毛で色を塗った後に
この刷毛を使って空コスリをするとボカシが出来ます。
価格表
刷毛の保管について
刷毛は毛を2枚の木柄に挟み、それをプレス機で圧縮し糸や針金で綴じて仕上げた形になっています。
(l)初めて刷毛を使用すると、染料・糊や水等の溶液が、毛の広がっている部分か ら、柄に挟まれている部分の奥深くにまでよく吸い込まれ、含まれます。新しい刷毛ほどよく吸い込みよく含みます。
(2)刷毛を使用した後放置しておくと気温の高い夏季には、自然に乾燥する 以前に、柄に挟まれた部分の毛に含まれた水分や糊などが、高いタト気温度で 蒸れて腐敗します。毛もどんどん腐ってしまいます。特に鹿毛は、1日で腐り始める場合もあります。新しい刷毛ほどよく奥まで溶液を吸い込んでいますので、危険率が高くなります。
(3)柄に挟まれた部分が腐ってしまえば、全長の長い毛であっても、柄より外の 部分との境目でちぎれてどんどん脱落します。刷毛の中央部ほどよく蒸れます ので腐り易く、短い毛が止めどなく脱落する状態となります。
○梅雨時期から秋口までは、使用後の刷毛は必ず冷蔵庫に入れて下さい。
使用後の刷毛を風通しの良い所に吊られても、乾燥するまでに蒸れて腐ります.
但し気温の高い作業場では、1年通じて使用後の冷蔵庫保管をお勧めします。
尚梅雨時期から秋口までは、新しい刷毛を使用し始めるのをなるべく避けられると良いのですが, 夏以降に使い始められた刷毛は、来年の夏になっても、糸屑や細かいごみ等が奥に 詰まる為溶液が毛の奥にまで余り吸い込まなくなり比較的腐 りにくくなります。
刷毛製作上からは、毛の腐敗に対しては全く対策はありません。
従いまして ご使用される側で、刷毛を腐らせないようよく管理される事を
お願いいたします。
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